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熊澤酒造さんの稲刈に行ってきました!

10月初旬の夏日、茅ヶ崎市芹沢にある天青醸造元、熊澤酒造さんの田んぼの稲刈りに、
父と一緒に参加しました。
新入社員、初の田んぼ仕事です!

現在熊澤酒造さんでは、五百万石と雄町を育てていて、10月の収穫は五百万石。
ふっくらと膨らんだ穂には150粒ほどのお米がついているとのこと。雄町は五百万石よりも背が高くなるため(160㎝程で私より背が高くなる!)収穫は11月頃からになるそうです。
背が高い分、育てていくのが難しいと杜氏の五十嵐さんが仰っていました。

収穫する五百万石。ふっくらと膨らんでいておいしそう♪

さぁ、稲刈りの開始です!といっても、基本は機械で行うので、私たちは雑草や(稗や粟)、コンバインで入れないぬかるんだ個所の稲を刈り取る作業を行います。稗と粟…初めて見ましたが、茎?が太く背も高い。
これが酒米に混ざると、酒米の品質が悪いと評価されてしまうそうで、大事な作業です。スムーズにいけば1区画1時間程で狩り終わるそうですが、ぬかるみにコンバインがはまり動かなくなってしまい、急遽脱出作業を強いられることに…こういったことも稀にあるそうで、やはり父は持っている男でした(笑)。周りのぬかるんだ土を掘り、やっとのことで板に乗せ、押して…大苦戦の末脱出できました。

 

農業にトラブルはつきものと笑って仰っていましたが、いざ体験し目の当たりにすると、農業が重労働ということを実感しました。
スムーズに動けるようになり良かった・・・真剣な表情の五十嵐さん

 私たちが作業に携わったのはほんの数時間で、翌日から雨が続く予報だったため、私達が帰ったあとも日没まで作業を続けていました。
数時間の稲刈りでしたが、このお米でお酒が出来ると思うと非常に感慨深く、天青に対する愛着が更に湧きました。
 熊澤酒造さんは全量自社栽培米を目指しています。現段階では協力農家さんの田んぼを入れてもお酒全体の1/3程だといいます。
全量自社栽培米の酒蔵は全国でも10蔵程しかなく、その難しさと大変さを感じましたが、熊澤酒造さんならやってくれる気がします!

これから日本酒シーズン本番。販売する私たちも全力で頑張るので、皆様楽しみにしていてください♪

楽しかった~!
このお米たちがお酒になるのをお楽しみに!

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